去る10月20日(金)の3限に、深山直子担当の学部ゼミ「文化人類学演習Ⅰ」において、アオテアロア・ニュージーランドより先住民マオリ研究者であるテ・アロハ・ラウントゥリー先生をゲスト・スピーカーとしてお迎えしました。現在フランスでラグビーのワールドカップが開催されていることから、オールブラックスが試合前に行うことで有名なハカについて話題提供を頂きました。ハカはその人気から、今や国内・世界各地にて多様な場面で行われるようになっています。それは果たして、マオリ固有の文化の盗用なのでしょうか、あるいは称賛のかたちなのでしょうか?ラウントゥリー先生の問いかけは、参加した学生を大いに刺激したようで、使用言語が英語だったにもかかわらず活発な質疑応答がなされました。
ゲスト・スピーカー:Te Aroha Rountree先生
Tribal affiliations – Ngai Tuteauru, Nga Puhi, Hokianga, Aotearoa
Senior Lecturer in Māori/Moana Studies, Trinity Methodist Theological College / Te Haahi Weteriana o Aotearoa
https://trinitycollege.ac.nz/why-trinity/who-we-are/
話題タイトル:”Haka Boogie!: Appropriation or Appreciation?”(「ハカをおどれ!:盗用か、あるいは称賛か?」)