東京都立大学社会人類学教室は、学部教育と大学院教育の両面で、独自の専門教育プログラムを提供しています。
大学院教育は、東京都立大学草創期の1953年以来、日本有数の社会人類学専門研究者の養成機関としての歴史と実績があります(→研究室の沿革)。これまで国内外に100名を超える人類学者を輩出しています(→進路と就職)。
現在、大学院における専門研究者の養成に加えて、学部生を対象とした専門科目を提供しています。また、全学的な教養教育として「文化人類学」「アジア・アフリカ社会論」「イスラームの社会」を提供し、学芸員養成課程「博物館実習I」においても中核的な役割を担っています。
近年では、東京都が提供する国際人材育成プログラムを通じてアジア地域の若手研究者を大学院博士課程学生として受け入れるなど、留学生を幅広く受け入れています。