2021年4月1日、社会人類学教室新任教員として、河合洋尚准教授が着任しました。
准教授 河合洋尚(かわいひろなお)
主に景観人類学、都市空間の人類学に従事している。中国南部、環太平洋の華僑華人社会を中心とし、景観実践、景観の民俗知、景観変遷、食景観の創造、文化遺産保護について考えている。最近は、景観と文字、バーチャル世界の関係についても関心を寄せている。
2021年4月1日、社会人類学教室新任教員として、河合洋尚准教授が着任しました。
准教授 河合洋尚(かわいひろなお)
主に景観人類学、都市空間の人類学に従事している。中国南部、環太平洋の華僑華人社会を中心とし、景観実践、景観の民俗知、景観変遷、食景観の創造、文化遺産保護について考えている。最近は、景観と文字、バーチャル世界の関係についても関心を寄せている。
2021年2月5日に社会人類学分野博士論文口頭試問を開催します。
日時:2021年2月5日(金)13:00-15:00
会場:オンライン開催(Zoom)
学位申請者:吉村 竜(東京都立大学大学院博士後期課程)
論文題目:営農する日系人の民族誌:現代ブラジル都市近郊農村における「果樹との対話」の根源
主査:石田慎一郎(東京都立大学・准教授)
副査:何 彬 (東京都立大学・教授)
深山 直子(東京都立大学・准教授)
公開審査(公聴会)の参加希望者は2021年2月1日(月)までに主査・石田宛(chirosh[at]tmu.ac.jp)メールでご連絡ください。ZoomミーティングURLは参加希望者のみに通知します。
2020年11月30日、東京都立大学・首都大学東京社会人類学会編『社会人類学年報』46号を刊行しました。
社会人類学年報46号目次
梅屋 潔 フランシス・ニャムンジョ、ウィッチクラフトを語る(Ⅰ):エージェンシーを「飼いならす」宇宙論と公共性
塚原 伸治 芸能としての祭礼:「佐原の大祭」における美の追求
中川加奈子 ネパールにおける公衆衛生の管理強化と「肉売りカースト」の戦術的適応:「白い肉」と「赤い肉」をめぐる文化政治を中心に
二文字屋脩 原始豊潤社会論再考:ポスト遊動狩猟採集民ムラブリにみる「豊かさ」の現代的位相
稲澤 努 「客都梅州」の水上居民に関する予備的報告
吉川 侑輝 [研究動向]音楽活動のエスノメソドロジー研究:その動向、特徴、そして貢献可能性
石田慎一郎 [書評]TUORI, KAIUS Lawyers and Savages: Ancient History and Legal Realism in the Making of Legal Anthropology.
山岸 哲也 [新刊紹介]脇田道子『モンパ――インド・ブータン国境の民』
2020年9月4日、河野正治准教授の著書『権威と礼節:現代ミクロネシアにおける位階称号と身分階層秩序の民族誌』(風響社、2019年2月)に対して、第19回日本オセアニア学会賞が授与されました。
日本オセアニア学会賞は、オセアニア地域における人間、文化、社会、環境などの研究の振興を目的として、オセアニア地域研究に関し、前年度及び前々年度において最も優秀な著書又は論文を公にした満40歳未満の個人を表彰するものです。
日本オセアニア学会ウェブサイト記事はこちら
2020年7月1日、澤井充生助教が日本貿易振興機構・アジア経済研究所「第41回発展途上国研究奨励賞」を受賞しました。
受賞作品は『現代中国における「イスラーム」復興の民族誌――変貌するジャマーアの伝統秩序と民族自治』(明石書店、2018年12月)です。
授賞式はオンラインで開催されました。
関連記事
2020年6月22日 プレスリリース
https://www.ide.go.jp/Japanese/Award.html
2020年7月7日 東京都立大学HP掲載
2020年4月1日、社会人類学教室新任教員として、河野正治准教授が着任しました。
准教授 河野正治(かわのまさはる)
オセアニア島嶼部における首長制の実践について、ミクロネシア連邦のポーンペイ島をおもなフィールドとして研究を進めている。とくに儀礼実践における複数の社会領域の交錯と矛盾に着目する視点から、伝統的権威と身分階層秩序の動態について考えている。最近では歓待や倫理といった主題にも関心を寄せている。
2020年3月19日、『人文学報』516-2(社会人類学分野13号)を刊行しました。
目次
田沼幸子
小田亮教授退職記念:小田亮教授の人と業績
小田亮
日本における死体の歴史人類学:二重葬と骨の象徴性についての構造分析の試み
テアロハ・ラウントゥリー/深山直子
アオテアロア・ニュージーランドにおけるマオリ女性のマナ:テアロハ・ラウントゥリー氏による2講演の記録
深山直子
自分というやっかいなもの:2019年度「社会人類学演習Ⅱ」のインタビュー作品
澤井充生
羊に死者の罪を背負わせる:「一神教的人間中心主義」再考
スティーブン・クリストファー(山岸哲也・顔行一訳)
ダラムサラにおけるチベット人とトライブのアイデンティティをめぐる相互依存と排除
孫夢
中国人留学生が「教会」に行く理由:ソーシャル・キャピタルの視点から見る個人のライフヒストリー
新型コロナウイルス感染症が国内において拡大している状況をふまえ、2020年3月29日に開催予定だったシンポジウム「『近代・イスラームの人類学』、その先へ:大塚和夫先生が目指したもの」は「延期」いたします。
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